こんな悩みにお答えします。
・志望動機書って何?いつ作れば良いの?
・どう書けば良いの?超具体的なサンプルを公開
・うまく書けないときの対策
・まとめとおさらい
コロナの影響で厳しい転職市場ですが、少しでも可能性を広げたくありませんか?
今回は、志望度の高い企業へ意欲を伝えられる"志望動機書"の超具体的な書き方をご紹介します。
こんな方におすすめ
- どうしても入社したい憧れの企業がある
- 年齢や経験を考えると、今しかチャンスがないからできることをやりたい
結論から言うと、履歴書と職務経歴書とセットで志望動機書を提出しましょう。
一方で、職務経歴書には特定のフォーマットがありません。
せっかく志望度の高い会社があるのに困った、という相談が多いので、ポイントを抑えた志望動機書のサンプルフォーマットを作りました。赤枠のリンクからダウンロードできます。
サンプルイメージ
1000人以上の書類を添削してきた、現役キャリアアドバイザーが自作
ダウンロードしたファイルを、穴埋めしながら書いていけば完成です。A4サイズで1枚程度、8割くらいは文字で埋まる書類になることを目指しましょう。
この記事では、意欲は高いけど志望望動機が書けなくて困ってる人へのヒントも書いています。
ぜひ最後までご覧ください。
志望動機書とは
志望動機書とは、大きく分けると2種類あります。1つは、志望度の高い特定の企業向けに志望理由をまとめたものです。もう1つは、希望業界や職種を志望する理由を書いたもの。もういずれも書類選考の時に送って意欲を伝えるためのものです。志望理由書とも呼ばれます。
本記事では、志望度の高い特定の企業向けにPRするための志望動機書について記載します。
キャリアチェンジ用の志望動機書(志望理由書)は、こちらの記事を参考にしてください。
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キャリアチェンジに必要な"志望動機書"の無料サンプル
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志望動機書はいつ書いて、いつ出すもの?
履歴書や職務経歴書と同じタイミングで作成し、書類選考の時に3つあわせて提出します。
志望動機書の作成でつまずく人が多い理由は、決まったフォーマットがなく、どう書いていいかわからないからです。
Web上で探しても、サービスに登録しないとテンプレートが見れない事が多いです。
あなたの夢の実現のために、サンプルや書き方をご紹介できればと思ってこの記事を書いています。
応募企業に直接提出する場合
転職サイトや企業HPから応募する場合は、履歴書・職務経歴書・志望動機書をセットにして提出します。
履歴書に志望動機欄があるので、志望動機書を指定する企業は多くはありません。
志望動機書、履歴書、職務経歴書の順に提出しましょう。
企業によって必要書類が違うので募集要項をよく確認しましょう。
転職エージェント経由で提出する場合
エージェント宛に「〇〇社宛の志望動機を作成したので、企業様へ送付してください」と添えて提出しましょう。
志望動機書のフォーマット例 無料サンプル
すでに上にも添付していますが、志望動機書のフォーマットを作成しました。Wordファイルをダウンロードすればすぐ使えます。もしうまく開けない場合は、画像を参考にして作ってみてくださいね。
サンプルイメージ
1000人以上の書類を添削してきた、現役キャリアアドバイザーが自作
書き方のポイント① 結論(志望理由)から書く
志望動機書は、「志望する動機を伝えるための書類」です。
結論を書いてからきっかけを書いていきます。
きっかけが複数ある場合は、「●点あります」と結論から書きます。
全体の1/3程度の分量で書けているといいでしょう。
書き方のポイント② あなたと応募先ポジションの接点を伝える
採用したら貴社と私がWin-winですよね!と伝えられるような共通点を探します。
ヒューマンスキル(ポータブルスキル)は、これだ!と決めて書くのが難しい項目です。自分のことは自分が一番よく分からないからです。
理系卒やエンジニアの方は、文章作成が業務のメインでないことから苦手な方も多いです。もし職務経歴書でもつまずいていたら関連記事を参考にしてくださいね。
書き方のポイント③ 入社後はどうなりたいか書く
あなたの本気度を伝えるための大切な項目です。”なぜそこまで弊社へ入社したいのか"、"入社後はどうなりたいのか"を面接では100%聞かれます。
転職はゴールではなく、スタートです。
有名な会社に入りたい!という気持ちだけでは、入社後の長い社会人生活を続けられない人が多いです。入社後に燃え尽きないためにも、面接官は入社したあとのことを一番知りたいと考えています。
書類通過すると忙しくなるので、応募書類を作成するときからじっくり考えてみましょう。
志望動機書に書ける内容が思いつかないときの対策方法
ちょっと憧れていただけだから、そこまで書けません…
大変だなぁ…とくじけそうな人は、3ステップ(基本編)、2ステップ(応用編)で考えてみましょう。
基本編
1. なぜ応募したのか、率直な気持ちを振り返る
福利厚生がよかった、知ってる会社だった、年収が高い…
最初はそんな理由でも大丈夫です、まずは書いて自分で理解することが大切。
2. 企業HPをみて、いいな!と思ったところを見つける
HPをみていいな!と思ったことを書き出してみましょう。
いっぱいあって見るの大変…という人は、新卒採用や中途採用のページを確認します。
学生向けにわかりやすく書いてあるので、仕事のイメージや社員の声も具体的に知れます。
なぜ、いいな!と思ったのかも一緒に書いてみましょう。
3. 入社できたら何がハッピーか
入社できたらあなたに起きるハッピーなことは何でしょうか。
安心して働けること?現職よりも面白い仕事ができそうなこと?
あなたの中にある「いいかも!」の気持ちを言葉にする練習をしてみましょう。
応用編
4. 企業は何に困っていそうか
募集背景を妄想してみましょう。求人表に既に書いてあることがあります。
HPに注力事業だからこれから成長させたいと書いてあることもあります。もはや社員であるくらいの気持ちでお節介をしてみると、何か思いつくかも知れません。
あなたが面接官だとして、2人のどちらと一緒に働きたいと思いますか?
Aさん「年収上がれば私が嬉しいんで、内定ください」
Bさん「ここに困ってないかなと考えましたが、あってますか?」
5. 企業の困っていること(仮)は、あなたがどう協力すると解決できそうか
例えば、新規事業のメンバーを募集中だけど、電気に詳しい人が社内にいない企業があるとします。
あなたがもし「工学部の電子学科卒・回路図面が読めます・現職も回路評価をしていました」であれば、それを伝えると企業に刺さります。
「今後はリーダーになってチームを大きくさせていきたい、後輩の面倒も見て電気に強いチームを作りたい」のも興味があれば、企業はぜひあなたと働きたい!となります。
でもやっぱり、ちょっとやりたいと思っただけだから、そこまではできません…
現職がきつくて疲れている人は、新しいことを実際にする気力もなくなってしまいます。
そんなあなたへ、考え方のヒントをお伝えします。
なぜ転職をしたいと思ったのでしょうか。
今の仕事からとにかく離れることがゴールになっていませんか?
今の仕事がどうして嫌だな、と思ったのでしょう。どうなれば安心して働けそうで、それは転職すれば本当に叶いそうでしょうか?
これからの自分を考えるには、"今までの自分"から始めると取り組みやすいです。
好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なこと…学生時代と社会人になってから、それぞれ思い出して書いてみると、あなたの根っこに気づけるかもしれません。
まとめ
すでに転職活動を始めており、志望度が高い企業がある人へ
無料サンプルをダウンロードして、ぜひ作成してみてください。問合せに送っていただけたら添削できます、もちろん匿名で構いません。
転職したいけど、まだ何かできているわけではない人へ
まずは、今までどういうことを大事にしてきたのかを振り返ってみましょう。自分のことは自分が一番よくわからないもので、一人で整理はしづらいです。
第三者に頼ると別の視点が得られるので、転職エージェントで無料のキャリア相談をする人もいます。
総合エージェント:モヤモヤを聞いて欲しい、色々求人をみたい人向けです。
専門エージェント:やりたいことが決まっている人向けです。
あなたの夢が叶いますように。