こんな悩みにお答えします。
・志望動機書って何?いつ作れば良いの?
・どう書けば良いの?超具体的なサンプルを公開
・うまく書けないときの対策
・まとめとおさらい
20代の約50%の人から「今の仕事を変えたい」とキャリアチェンジの相談を受けます。
コロナで厳しい転職市場で、少しでも可能性を広げたくありませんか?
今回は、キャリアチェンジで役立つ"志望動機書"の超具体的な書き方をご紹介します。
こんな方におすすめ
- 転職でキャリアチェンジを希望していて、今の仕事から業界も職種も変えたい
- 未経験だけど独学で勉強している事や、現職で活かせそうなことをちゃんとPRしたい
結論から言うと、志望動機書には特定のフォーマットがありません。
せっかく未経験職種に挑戦したいのに困った、という相談が多いので、ポイントを抑えた志望動機書のサンプルフォーマットを作りました。赤枠のリンクからダウンロードできます。
サンプルイメージ
1000人以上の書類を添削してきた、現役キャリアアドバイザーが自作
志望動機書(Word) 志望動機書サンプル
ダウンロードしたファイルを、穴埋めしながら書いていけば完成です。A4サイズで1枚程度、8割くらいは文字で埋まる書類になることを目指しましょう。
この記事では、志望動機を書けなくて困ってる人へのヒントも書いています。
ぜひ最後までご覧ください。
志望動機書とは
志望動機書とは、大きく分けると2種類あります。1つは、希望業界や職種を志望する理由を書いたもの。もう1つは、志望度の高い特定の企業向けに志望理由をまとめたものです。いずれも書類選考の時に送って意欲を伝えるためのものです。志望理由書とも呼ばれます。
本記事では、キャリアチェンジのための志望動機書について記載します。
特定の企業への志望動機書(志望理由書)は、こちらの記事を参考にしてください。
キャリアチェンジしたくて下記に該当する場合は、志望動機書を作成しましょう。
職務経歴書の仕事内容が応募先と関係ないから、お見送りになりそう…
キャリアチェンジも、現職の経験を活かす職場も、どちらも検討中
未経験で○○業界に行きたいけど、どの企業にするかまではまだ決まっていない
未経験で〇〇職に就きたいけど、どの企業にするかまではまだ決まっていない
志望動機書はいつ書いて、いつ出すもの?
履歴書や職務経歴書と同じタイミングで作成し、書類選考の時に3つあわせて提出します。
志望動機書の作成でつまずく人が多い理由は、決まったフォーマットがなく、どう書いていいかわからないからです。
Web上で探しても、サービスに登録しないとテンプレートが見れない事が多いです。
あなたの夢の実現のために、サンプルや書き方をご紹介できればと思ってこの記事を書いています。
応募企業に直接提出する場合
転職サイトや企業HPから応募する場合は、履歴書・職務経歴書・志望動機書をセットにして提出します。
履歴書に志望動機欄があるので、志望動機書を指定する企業は多くはありません。
提出がNGではないので、職務経歴書の後ろに志望動機書がくるようにして提出しましょう。
企業によって必要書類が違うので募集要項をよく確認しましょう。
転職エージェント経由で提出する場合
エージェント宛に「〇〇業界(〇〇職)の志望動機を作成したので、企業様へ送付してください」と添えて提出しましょう。
キャリアチェンジ一筋の場合
職務経歴書と同じファイルにまとめると、送付漏れが防げるのでオススメです。
現職の経験とキャリアチェンジとどちらも並行で転職活動する場合
どちらの可能性も探したい場合は、職務経歴書と志望動機書を分けた方が安心です。
例えば整備士の人が技術職を応募する時に、「私が営業職を志望するのは…」という書類がセットで届いてしまったら、企業は「うちは本命じゃないんだな」とお見送りになってしまいます。
エージェントへ「〇〇業界(〇〇職)の応募の時は、この志望動機書を添付してください」と添えておきましょう。
志望動機書のフォーマット例 無料サンプル
すでに上にも添付していますが、志望動機書のフォーマットを作成しました。Wordファイルをダウンロードすればすぐ使えます。もしうまく開けない場合は、画像を参考にして作ってみてくださいね。
1000人以上の書類を添削してきた、現役キャリアアドバイザーが自作
志望動機書(Word) 志望動機書サンプル
サンプルイメージ
書き方のポイント① 結論(志望理由)から書く
志望動機書は、その名の通り「志望する動機を伝える書類」なので結論から書きましょう。
複数ある場合は、「●点あります」と結論から書きます。全体の1/3程度の分量で書けているといいでしょう。
書き方のポイント② 志望先でも活かせる経験やスキルを書く
実務は未経験のときは、クイズのように接点を探していくと考えやすくなります。
- あなたが思う「志望業界(職種)に必要な力」を思いつくだけ書きだす
- 書き出した力の中で、"持っている"と思う力に丸をつける
- どうしてその力を持っていると言えるか、理由を考える
参考
サービスエンジニアだけど営業に挑戦したい時
営業に必要な力 1. 聞く力 2. 目標達成意欲3. 臨機応変な対応
サービスエンジニアの経験 1. 故障原因をしっかり聞く
2. 営業につないで売上貢献 3. 迅速なトラブル対応
書き方のポイント③ 今、独学でやっていることや将来どうなりたいか書く
なぜこの項目を入れているかと言うと、キャリアチェンジの本気度を伝えるためです。
”なぜなりたいのか"、"本気なら今は何をしているのか”、"夢が叶ったらどうなりたいのか"は、キャリアチェンジの面接では100%聞かれます。それくらい未経験から別の仕事で一人前になるのは楽ではないのです。
面接に呼ばれてから焦る前に、書類作成をしながらじっくり考えてみましょう。
志望動機書に書ける内容が思いつかないときの対策方法
ちょっとやりたいと思っただけだから、そこまで書けません…
そんなあなたに送るのは、今すぐ何かやってみる事です。例えばあなたがIT業界志望であれば、
1ページでいいから関連書籍を読み、1行でいいからコードを書く
やってみることで、本気でチャレンジしたいか・向いているのかがわかります。
でもやっぱり、ちょっとやりたいと思っただけだから、そこまではできません…
現職がきつくて疲れている人は、新しいことを実際にする気力もなくなってしまいます。
そんなあなたへ、考え方のヒントをお伝えします。
なぜキャリアチェンジをしたいと思ったのでしょうか。
今の仕事からとにかく離れることがゴールになっていませんか?
今の仕事がどうして嫌だな、と思ったのでしょう。どうなれば安心して働けそうで、それは未経験職種に就職して本当に叶いそうでしょうか?
これからの自分を考えるには、"今までの自分"から始めると取り組みやすいです。
好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なこと…学生時代と社会人になってから、それぞれ思い出して書いてみると、あなたの根っこに気づけるかもしれません。
まとめ
すでにキャリアチェンジに向けてアクションしている人へ
無料サンプルをダウンロードして、ぜひ作成してみてください。
志望動機書(Word) 志望動機書サンプル
問合せに送っていただけたら添削できます、もちろん匿名で構いません。
キャリアチェンジしたいけど、まだ何かできているわけではない人へ
まずは、今までどういうことを大事にしてきたのかを振り返ってみましょう。
自分のことは自分が一番よくわからないもので、一人で整理はしづらいです。第三者に頼ると別の視点が得られるので、転職エージェントでキャリアや書類添削の相談をする人もいます。
やりたい業界や職種が決まっている人は専門エージェントに相談しましょう。レバテックキャリアは、IT/Web/クリエイティブ職に特化しており、業界へのキャリアチェンジの相談に乗ってくれます。
今と違う仕事がしたいけど、何をしたいのか分からない人は、総合エージェントに相談してみましょう。様々な職業の転職支援と、幅広い求人を取り扱っています。
あなた一人では気づかなかった選択肢が見つかるかもしれません。無料なので上手に頼りましょう。
新しいことへのチャレンジは勇気がいるので、挑戦したい気持ちをぜひ育ててくださいね。
あなたの夢が叶いますように。